日本建築学会が発行する「建築雑誌」7月号に建築家相田武文氏との対談が掲載されています。
建築は記念するという特集の一つ「祈りの空間について-硫黄島/東京/石巻」というテーマで建築における祈りの空間について対談を行いました。
相田武文氏が設計を行った太平洋戦争への祈りの空間である「東京都戦没者霊苑」「硫黄島鎮魂の丘」と、東日本大震災の祈りのための空間である「石の祈念堂」を中心に問題意識や空間性について多角的に話を交わしました。
また相田武文氏の「東京都戦没者霊苑」にも見学へ行き、設計意図をお話して頂くことと共に、30年近くの年月の経った建築を取り巻く環境の変化についても体験することができました。
世代を超えた祈りと建築の対談であることから、建築に関わる方々以外の幅広い人々にも目を通して頂けると幸いです。