2011年10月8日

代官山インスタレーション開催のお知らせ

代官山の三叉路の隅切に住居表示を持った現代の道祖人を出現させるプロジェクトである。鉄の道祖人と住居表示が中間領域である隅切に鎮座する。近代化が進むにつれて消えていった曖昧なものとその風景をインスタレーションとして蘇らせた。
工業規格化した素材である鉄を彫り削ることで、古人に倣いながらも現代における道祖人の意味を考えた。また1000年以上の寿命を持つ素材による時間軸を内在させることで、鑑賞者の意識が遥か遠い時間や空間に向くことを期待した。
 
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